ネオクラシカルなメルセデスベンツの入庫です。1992年にデビューいたしました3世代目Sクラス W140の6気筒モデルです。発売当初は6,000㏄ V12エンジンを搭載した600SELがもてはやされましたが、四半世紀以上たった今となっては3,200㏄ 直列6気筒を積んだ「最もスタンダードな」140が色んな理由でベストチョイスかな。パールグレイのエクステリアにグレーのベロアインテリア、サンルーフなし、そして左ハンドルのノーマル車であったことが仕入れた理由です。1年間のみW140に装着されていた16インチの純正ホイール(93年より8穴デザイン)にはMade in Japanの新品225/60R16タイヤを組み込みました。マイレージは27年間で11,000Kmと異常なほど、すべての記録簿はございませんが、ステアリングのすれ、ブレーキペダルの減り具合から推測するに嘘ではないかもしれません。そんなThe Best or nothing「最善か無か」というスローガンで自動車の開発を行っていた最後の時代のSクラスといわれていただけあり、オーバークオリティーと呼ぶに相応しい贅沢な造りをした1台。日常の足にもお使いいただけます!