今、巷で話題の軽自動車、N-ONE。責任者の安江が1968年初めてのクルマとして手に入れたのがN-ONEの祖先、ホンダN360(エヌサン)です。31馬力 354cc 4ストローク 空冷2気筒エンジン、4速マニュアル・トランスミッションを搭載した本田技研初のパッセンジャーカーなのです。ホンダ CB450(ヨンハン)のシリンダーとピストンを組み込んで乗っておりました。当時「わずか90㏄の違いでこんなにトルクがかわるのか!」とびっくりした記憶があります。また1960年代終わりまでは16歳から「軽免許」と呼ばれる360㏄以下の軽自動車のみ運転可能な免許証がありました。手製のボンネットストラップを付け、スプリングをカットしシャコタン、フェアレディー2000(SR311)のマフラー、ステアリングにはロープを巻きつけブイブイ言わせていたころが懐かしい。 駒沢公園付近にて撮影。